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はてしない物語

Book01

Book02

先日、北の小部屋からガサゴソ掘り出したのは
わたしのタカラモノの本たちでした♪
その中でもとっておきなのが、
↑この本。
ミヒャエル・エンデのThe Neverending Story(はてしない物語)。
子供のときに映画を見て以来、原作も大好きに。
和訳ももちろん持っているのですが、
この子は英書。
とくに思い入れが深い本です。
というのは…
この本を手にするのにちょっとした冒険をしたからなのです*^m^

16才の頃、叔母が勤める本屋さんでアルバイトをしていたわたし。
その仕事の中で大変だけどちょっぴり楽しかったのが、
返品する雑誌や本の仕分けでした。
山盛り積まれた本とダンボール箱に囲まれて、
一冊ずつチェックしながら箱詰め…
この作業の中で、わたしにとってけっこう掘り出し物の本が
見つかったりするのです(笑)
この本を手にするきっかけも、
そんな作業をしていたある日のことでした。
積まれ過ぎてドサッと崩れた本の山。
慌てて拾おうとフッと床に落ちて見開きになった本に目をやると、
そこにエンデの特集が…
そして見つけたのが、
エンデの作品はじめ、世界各国の童話や絵本が展示されているという
黒姫童話館でした。
なんて、なんて素敵なところ!っと、
思わず釘付けになってしまったわたし。
その瞬間、貯金を貯めて、17才のお誕生日に
長野の黒姫童話館までひとり旅に出かけようと企みを(笑)

そしていよいよ、その日。
貯金も順調に溜まりいざ出発♪
ところが…思わぬ予定変更が約ふたつ。
ひとつはひとり旅のはずが心配だからと父がくっついて
来てしまうことになったこと^ ^;
そしてもうひとつは…なんと!
その日の夜、テレビで映画ネバーエンディングストーリーが放送
されることを知り、これは見逃せない!っと、
映画のはじまる夜9時までに
帰って来なくてはいけなくなってしまったこと(暴)
そんな訳で父とふたり、
始発の特急電車に飛び乗りLet'sGo!
目指すは銀世界、長野。
本で紹介されていたのは爽やかな緑眩しい春の黒姫。
けれど、わたしのお誕生日は1月…
そう、雪の降りしきる極寒の世界(苦笑)
もう、着いてびっくり…
童話館はゲレンデのてっぺんに…
一面真っ白。
雪の壁に囲まれた道を進み、
スキー客に混じってリフトに乗り、
やっと、やっと、辿り着いた黒姫童話館。
そこで手にしたのがこの本でした。
父が一緒のことはすっかり忘れ(笑)、
童話館では物語の中に浸りわくわくどきどきな時間。
スキー客だと思われ片道のリフト券しかもらってないことに
気づいた帰り道は、
タカラモノの本を抱えてゲレンデを猛ダッシュで下り^ ^;
全身雪まみれで飛び乗った帰りの電車。
疲れ果ててウトウトするわたしに、
同じく雪まみれでぐったりな父がコートをかけてくれたのを
うっすら感じつつ夢の中へ…
気づくと名古屋へ到着。
映画のはじまるギリギリセーフで無事家に辿り着き(笑)
おみやげと映画に盛り上りつつ、
さらに待っていてくれた母と妹とミルクとメリーに
ハッピーバースデーをしてもらい、
本当に本当に濃~い一日。
あの日の思い出もぎゅーっと詰まったこの本は、
今でも大切なタカラモノなのです♪

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コメント

わ~黒姫童話館へ行く日の夜に
映画が放送されるなんて***
すごいご縁ですね:)

とってもとっても素敵な宝物と
思い出だね~***

ネバーエンディングストーリー、、、
観たのがもう何年も前で物語が思い出せない・・・
ファルコンの顔が思い出せるのに・・・苦笑


それにしても今回の写真も素敵♪
トランクがいい感じですね^^

投稿: 月. | 2009.05.31 08:20

わ〜、なんてステキなお話!
17歳のお誕生日、忘れられない良い思い出ですね♪
ぷぷ、お父様、心配だったのね(笑)
帰りの電車で疲れて眠るmacoさんにコートをかけてあげるくだりが
ジーンときました!
いいですねぇ、そういうの(* ̄ー ̄*)

macoさんの家族はみんな暖かくて、お話聞くといつも
心がほくほくしてきますo(*^▽^*)o

ネバーエンディングストーリーは
確か小学校の時見た気がするけど、随分昔で記憶が・・・
なんか喋る岩みたいなのが印象に残ってる(笑)

黒姫童話館ってステキなとこですね〜!
私、いわさきちひろが大好きで、中学生の頃、東京練馬にある
ちひろの美術館に行きたくて、母に頼んで連れてってもらったのを
思い出しました♪

macoさんのように一人で行ってみよう!なんて思いもせず、
楽しい事も親任せの娘でした・・・(^-^;

投稿: ゆみ | 2009.05.31 15:04

ヾ(=´・∀・`=)こんちぃ~
17才ではやっばり、macoさんの事がとっても、
心配だったのね。お父様。でも、こんなに暖かい
家族がそばにいるって羨ましいなぁ~~。ヽ(^^)ノ
優しいご家族大切にしてくださいね。
親の愛情、甘えたくても、甘えられない
子供達はたくさんいるのですら。
でも、思い出の本は、その時の思い出が
蘇るよねぇ~。
忘れられない17才になったね。ヽ(^o^)ノ
~~~ヾ(*'▽'*)o マタネー♪

投稿: リスザルのママ | 2009.05.31 16:35

月ちゃん*

そうなのぉ~
あの日に映画が放送されたのには本当びっくりでした!
やっぱり好きっ!って気持ちは届くものなのかしら?(笑)
あ、こういうのが"引き寄せの魔法"なのかなぁ*^m^

うんうん、あのお誕生日とこの本は忘れられない
大切なタカラモノになりました♪

あはは!
ファルコンって印象強いよね~(笑)
わたしも映画はもうずいぶん観てないなぁ…
かなり昔に買ったビデオはあるのだけど、
ビデオデッキが壊れてて観れないの(ノ∀T*)

きゃっ♪写真ありがとう(照)
このトランクは黒姫に一緒に連れて行った子なのです♪


ゆみさん*

えへ。素敵な話だなんて(/ー\*)
うんうん、本当忘れられない思い出です♪

父、心配とかいつつ突然のことだったので、
旅費は父の分までわたし持ち…
ちょっと複雑な気持ちでした(暴)
あは。コートのくだり…
普段母も一緒だとこんな気遣い的なことは
ぜ~んぜんな父が、ふたり旅だったので、
がんばってくれたみたいです(笑)

うちの家族そんなそんな*^ ^ゞ
ゆみさんにほくほくしてもらえてるなんて感激です♪
ゆみさんのブログでお母様やご家族のお話拝見していて、
実はちょっとわが家と似た空気を感じることがあって、
密かにうれしいわたし*^m^
ゆみさんに話したいな~なんて思うお笑いエピソードとか
もけっこうあって* ̄m ̄
あ、でもちょっとここには書けないんですけどね(笑)

ネバーエンディングストーリー、
好きとか言いつつわたしももうしばらく観てないです(暴)
ぷぷ、喋る岩(ノ∀≦*)
ロックバイターですね!
沢山出てくるキャラの中でゆみさんの記憶に残っている
なんて、なかなか角に置けない岩男さんだわ(笑)

いわさきちひろさん、わたしも大好き!です♪
本当にふんわり優しい世界ですよね!
わぁ~ちひろ美術館、いいなぁ~
いやいや、わたし、
童話館へ出かけたときはたまたまですよん(笑)
今でもめちゃくちゃ依頼心強いし^ ^;
ゆみさんこそとっても行動力あっていっつもすごいな~って
尊敬なのです♪


リスザルのママさん*

普段依頼心の強いわたしなので、
いきなりひとり旅なんて言い出したものだから
心配されちゃったみたいです^ ^;
うんうん、本当ですね。
なんだかんだあってもこんな風に見守ってくれる
家族に囲まれて幸せだと思います。
感謝しなきゃですね!

うふ。
リスザルのママさんも思い出の本ありますか?*^m^
本当、本を開くと一緒に思い出も蘇りますよね♪

いつも温かいコメント本当にありがとうです☆

投稿: maco* | 2009.05.31 22:22

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