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2012年6月

金環日食*

Annulareclipse01_2

ぷーが旅立った翌日。
とてもたのしみにしていた金環日食の朝。
ほとんど眠れないまま夜が明けて
窓の外はくもり空。

母がカメラを持って少し散歩してこよっと
誘ってくれて
ぼーっとしたままご近所の公園へ…

踊り場へでたところでとつぜん雲が切れはじめ
うす雲の向こうにすでに欠けはじめていた太陽が覗きました。
カメラ用のフィルターがなかったので
ノーファインダーで…
豆粒のようにちいさく、
三日月のようなお日様。


Annulareclipse02_2

公園へ着いた頃には空はすっかり晴れ渡り
なのにあたりは逆にうす暗く空気もひんやり。


Annulareclipse04_2

Annulareclipse03

足もとにはコップで型押ししたように輪になった木漏れ日が
いくつも踊り
小鳥たちがそれにあわせるようにさえずる
とても とても 神秘的な光景。


Annulareclipse05_2

見慣れた景色がまるで魔法にかかったようでした。


Annulareclipse06

あまりに幻想的で夢中で切り取った影と木漏れ日。
ごはんもいらなくて
眠ることもできなくて
なにをしていても心が空っぽだったのに…
写真がわたしにとってどんな存在か
母はわたし以上に知っていてくれたんだ…

たいせつなお友だちから贈ってもらった日食グラスを
母と交代で覗いていたら
ちいさなハーフの女の子とそのお母さんが
「この木漏れ日のカタチがもうそうなんですか?」と。
観察用のグラスやフィルターが売り切れで
保育園の先生に教えてもらい木漏れ日を観に来られたそう^^
よかったら、とグラスを手渡すと
恥ずかしそうに、 遠慮がちに、
でもとってもうれしそうに
リングになったお日様を眺めらる母娘さん。
にこにこの「 ありがとう 」に心温められ
お散歩にきてよかったね、と母とわたしも
想わず笑みがこぼれました。


Annulareclipse07_2

帰り際、ふと足もとに目をやると
まだ欠けている木漏れ日に縁取られ羽根のような影が…
ぷー…
少しずつぬくもりのもどる空気の中に
天使のぷーが羽ばたいている気がしました。


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Osanpo×Camera, Photo | | コメント (10)

雨のち紫陽花*

Hydrangea201201

週末、梅雨の晴れ間のまぶしいくらいの青空のもと、
ことしも紫陽花咲く神社へでかけてきました。
時折吹く強い風に虹色のぽんぽんと
足もとには光の水玉が ゆらり ゆらり。
雨あがりのやさしい時間。

ことしは大叔父と両親とでかけることになった紫陽花見。
紫陽花咲く神社へ向かう途中
とつぜんの父の提案で
祖母と生まれてまもなく天国へ旅立った姉の眠るお寺さんへ
立ち寄ることになりました。
ぷーが旅立つときに迎えにきてくれたおばあちゃん。
ふいに「 ありがとうとお願いします 」を届けることができました。
そういえば今月はおばあちゃんの誕生月。
なんだかおばあちゃんが
「 ぷーのことは大丈夫だよ 」と語りかけてくれたような気がしました。

先日はたくさんのやさしいメッセージを
ほんとうにありがとうございました。
届けていただいたあたたかなお気持ちに
とても とても 慰められ 心がとけて涙も流すことができました。
何気ない日常風景の中に溶け込んでいたぷーの姿や声やぬくもりを探して
今もまだ胸が苦しくなりますが…
悲しみもぷーと過ごした幸せな時間と共に抱きしめながら
少しずつ元気になろうと想います。

久しぶりのカメラさんぽでたくさん切り取った紫陽花ふぉとたちも
またゆっくり整理しながらupしてゆこうと想います^^


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Flower, Go out, Osanpo×Camera | | コメント (6)

ありがとう、ぷー*

Ilovepooh

早いものでもう6月ですね。
また長らく更新をお休みしてしまい
コメントのお返事なども遅くなってしまってほんとうに申し訳ありません。

じつは先日、5月20日、am1:35頃、愛猫のぷーが天使になりました。
2月で11さいになったぷーですが、
年を感じさせないくらい元気いっぱいで、
走りまわって網戸に張りついたり、
「ぷーはいつまで経っても無邪気だね〜」と
笑っていたのがまだつい先日のことでした…
あまりにとつぜんの旅立ちで
今もまだ夢のような気がしています…

ぷーをお空に連れていってしまった病は心臓腫瘍でした。

4月はじめのある夜、
わたしのベッドの上でぷーがひとり壁側を向いて
横になるのを躊躇うように座っていたので
どうしたのかな?と思ったのがはじまりで、
その夜はそのまま場所を変えたらふつうに寝てしまったので
とくに深く考えなかったのですが、
翌朝になると後ろ脚を引きずっていたぷー。
わが家はいつも必ず誰かが家にいて様子をみているので
怪我をするようなことがあればその場で気づいたはずと思いながらも、
なにかの拍子に脚か腰を痛めたのかも、と数日経過をみることにしました。
ところが数日経っても改善する様子がなく
はじめは引きずるくらいだった脚が
人の支えなしでは立たなくなってしまい
病院へ連れてゆくことにしました。
連れていったのはわりと大きく先生もたくさんおらる病院。
主治医以外の先生にも意見を聞きながら診断してくださるところでした。
けれど問診、触診、聴診、レントゲン、血液検査すべてで異常がみつからず
後ろ脚の立たない理由が分からないと…
検査結果はとても良好で年齢よりうんと若く元気な状態だといわれ、
うまく立たない脚も触診すると温かく、それはしっかり血流がある証で、
麻痺や痛みもないように思うと。
猫さんは身体が柔軟なので大きな事故にでも遭わなければヘルニアなども
まず考えられないそうで、
部分的に神経が炎症を起こしているのではないかと思うけど
なにか大きな病気からではないので心配はいらないと、
ステロイドと抗生物質の注射をしていただくのみで帰ってきました。
けれども改善される様子がまったくなく、
翌日再診に連れてゆくと先生は首を傾げられるばかり。
原因が特定できないのでこれ以上治療もできないといわれ困り果てていたところ、
ご近所でわんちゃんと暮らされている方が
とてもいい病院があるからとご紹介くださり、
あまり検査ばかりしても負担になるのではと迷ったのですが
脚のせいでおっくうなのかおトイレの回数が減っているのも気になり
思い切って今度はそちらへ連れてゆくことにしました。
そちらは前のところよりさらに丁寧に見てくださる病院で
レントゲンと血液検査の結果は
3日前にしていただいたばかりの前病院のものを診ていただき
さらに念のためにとエコー検査と
聴診も3つの聴診器を使ってしていただきました。
ところがやっぱり異常はどこにも見つからず…
おトイレの方は猫さんは神経質なので脚をうまく踏ん張れないと
がまんしてしまうことがあるらしく、
お腹に溜まってしまっていたものはとりあえず道尿で抜いていただき
そちらはうまく歩けるようになるまで脚を支えて補助してあげれば大丈夫と
その通りにすることで解決。
ただ、脚の治療そのものはやはりステロイドと抗生物質で
様子をみるということになりました。
今度はお薬の種類が違ったためか効果も少しあり、足取りが改善。
再診でかなりよくなっているとのことで、
あとは時間薬だと飲み薬を数日分いただいて
家で様子をみることになりました。
ぷー自身も後ろ脚のこと以外は至って元気で、
よく食べて、よく甘えて、気持ちよさそうに毛繕いをして、
走ったりはできないものの、
おもちゃをちょいちょいして遊んだり、
歩行も脚が完全に動かない訳ではなく、
太ももあたりを手で軽く支えてあげればトコトコと。
あまり神経質に心配しない方がいいとのことで
歩行の介助とびっこが癖にならないようにそっとリハビリをしながら
過ごしていました。
そんなぷーの様子が変わったのは今月半ば頃のこと。
歩くのが困難になってもごはんの時間にはキッチンへ来たがったり、
夜モフモフたちはリビングで眠るので
朝になるとみんなでわたしの部屋へ甘えに駆け込んで来てくれるのですが
ぷーも脚を引きづりながらもみんなといっしょにやって来て
好き好きしてくれたりしていました。
それが身体を横たえている時間が長くなり、
なんとなく呼吸が早いような感じに…
心配になり再度診ていただいた方がいいかと病院へ相談をしたのですが、
その段階では数日前に診たときにも身体の異常はなかったので
気持ちの問題もある知れないのでストレスをかけない方がいいと、
病院へは連れてゆかず家で様子をみることを勧められました。
キッチンまで連れてゆけばごはんもパクパク食べるし、
おもちゃも目の前へ持ってゆけばじゃれるので
心配のし過ぎでこちらの気持ちが影響してしまっているのかとも悩んだり…
でも数日経つと気がする程度だった呼吸はあきらかに早くなってゆき、
18日の夕方には食欲すらなくなってしまいました。
脚のことと関係あるのか、風邪でもひいてしまったのか…
なにがなんだか分からないまま父と母で急いで病院へ連れていってくれました。
すると、お医者さんもひと目でただ事じゃない様子が伝わったようで
先ずは呼吸を楽にするために酸素室へ…
1時間経って少し呼吸が落ち着いたところで再検査を受けると
肺に水と血がいっぱいに溜まっていて
心臓に腫瘍がみつかりました…
今度は聴診にもレントゲンにも血液検査にもはっきりと異常があり、
体重も前診察時には200g増えていたのに
今度は肺に水も溜まっていたのに500gも減っていて…
どうしてどの検査でも異常が診られなかったのか、
急激にこんなことになったのか先生も信じられないと…
レントゲンははじめの病院のカルテから判断されたので、
そのことをとても悔やんでおられたそうですが、
それ以外の診断でも異常がなかったことが不思議だし、
心臓に至ってはどちらの病院でも注射の影響も心配だったので
よくよく診ていただいていて、とても丈夫だと言われていたので
ほんとうになにがなんだか分からない状態で
なにかの間違であってほしい…夢であってほしいと…
おうちに帰ってきたぷーのお顔をすぐに見ることができませんでした…
脚が立たなくなっていたのは心臓腫瘍が原因でできた血栓が脚に飛んで
圧迫していたのだろうとのことだったそうで…
例えもっと早く分かっていてもちいさな心臓に食い込むようにある腫瘍は
どうすることもできなかったと…
それならギリギリまで検査結果にも体調にも
異常がないくらい元気でいてくれたことが奇跡だったのでしょうか…

病院ではもう肺のお水を抜いてもらうことと、
痛みを和らげる注射をしていただくことしかできませんでした。
余命1〜2ヶ月の宣告。
それでもどうしてもぷーを助けたくて、
家族で望みを捨てず、いつもどおりにぷーに接して、
明るく、たのしく、ぷーが心地よく過ごせる日々を送ろうと約束しました。
まだ脚が立たなくなったはじめの頃に
家でしてあげられることはないかと調べてみつけた動物用の棒灸が
免疫力アップにもいいと知り、
腫瘍にとても効果があると効いていたお茶と共に取り寄せたり、
遠くて連れてゆくことはできないものの
鍼灸治療も取り入れられている動物病院さんで
とても親切にお話を聞いてくださるところがあったので、
使い方やツボを教えていただいたり…
けれどぷーはそれからたった1日半でお空に駆けていってしまいました。

金曜の夜に肺に溜まった水を抜いていただいたことで少し楽になったのか
翌日の土曜日は久しぶりに朝わたしのベッドまで来たいといってくれて、
妹にだっこされわたしの隣へ。
ぷーとおててをつないで、おめめをみつめて、
とても穏やかな時間を過ごしました。
ぷーのだいすきなチーズやクリームも母がたくさん買ってきてくれたので
お口のところへ持ってゆくと
そんなに具合が悪いなんて信じられないくらいもりもり食べてくれて、
またたびも舐めてごきげんに毛繕いをしたり…
おてての爪をかじってくつろいでいたり…
他のモフモフたちが傍に来ると
好き好きしてくれようと身体を起こそうとしたり…
ぷーが傍で生きていてくれることが
ただ幸せで、愛しくて、
恐怖よりも感謝で胸がいっぱいの
タカラモノのようないちにちでした。

ぷーが旅立つ前と旅立ってから、とても不思議なことがありました。
にゃんこがおトイレに入ると出て来るところを狙って
まだやんちゃなナシラが追いかけることがあるのですが、
金曜の夜、ぷーが病院へいっているとき、
だれもいないにゃんこのおトイレにとつぜんそれをして
「なにやってるの〜だれもいないよ〜」と妹と顔を見合わせていたら
今度はぷーがいつも寝ているベンチの隣で
くつろいでいたチョビが
だれかがベンチに飛び乗ってきたように目で追ったあと
ぷーがまくらにしていたクッションのあたりをじーっとみつめて…
あとで母に聞いところ、呼吸が苦しくなってから眠れていなかったぷーが
その頃酸素室でやっと落ち着いて眠っていて、
もしかしたらおうちに帰ってきていたのかもと…

ぷーが旅立った直後もモフモフたちがみんなで一斉に宙になにかを目で追って
モフモフたちにはもう自由に駆けまわれるようになったぷーの姿が見えたのかなと…

そして、ぷーが歩けなくなってから、
同じく脚が不自由になって長い間寝たきりで旅立った祖母に
母が毎日ぷーのことを守ってほしいとお願いしていたそうなのですが、
ぷーが旅立った夜、
なぜか叔母が夜中に目を覚ますと猫を連れたおばあちゃんの姿を見たらしく、
おばあちゃんは動物が苦手だったのになんでかな〜と夢うつつに想っていたと、
叔母たちにはその話を聞くまでぷーの容態が急変したことは話していなかったので
すごく不思議で…
おばあちゃん、ぷーのことを母が頼んでいたので、
ぷーが迷わず天国へゆけるようにちゃんとお迎えにきてくれたのかな…

愛するコを見送ったとき、いつも虹の橋のお話に慰められます。
いつかまたきっと抱きしめられるよね…

ぷー、たくさんの幸せを、笑顔を、歓びを届けてくれて
心からありがとう。
ぷーが生まれてきてくれた日から11年間の日々、
ぷーと過ごせたすべての季節、すべての瞬間が
わたしたち家族にとってかけがえのないタカラモノです。
愛しいぷー、もうなにも心配しなくていいんだよ。
身体も軽く自由に走りまわれるよ。
先にお空にいっているぷーのだいすきなティモたちやおばあちゃんといっしょに
どうか待っていてね。
わたしもぷーたちのことを想いながら、
また逢える日までみんなに恥ずかしくないように精いっぱい生きてゆくね。

まだ気持ちが落ち着ききらず、いろんな想いがめぐっている状態で…
想いのまま気持ちを整えたくて綴ってしまったお見苦しい長文、乱文で申し訳ありません。
悲しいお話なのに読んでくださった皆さま、
今までcache*cacheをとおしてぷーにやさしい眼差しを届けてくださった皆さま、
ほんとうにありがとうございました。

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