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2013年9月

愛しのモエ

Mydearestmoe01


Mydearestmoe02

お久しぶりです。
またしばらくぶりになってしまいました。
まだまだ残暑は厳しいですが、
季節は秋へ…ですね^^

この夏はいろいろと思うことがあり、
気になりながらもずっと先延ばしにしていたことや、
やってみたいと考えていたこと、
ひとつ、ひとつ、向き合いながら、
ささやかな一歩を踏み出して、
気づけばあっという間に過ぎてゆく日々を送っていました。

そのきっかけは最愛のモエの旅立ち…
5月21日。
ちょうど、ぷーの命日から一年のことでした。

モエと過ごした15年の日々。
もう今は想い出せない、
記憶には残っていないのかも知れない、
些細な日常の切れ端さえ、
愛しく、恋しく、たからものです。
少しでもその欠片を集めたくて、
懐かしい想い出の中を探しては、途中で胸が締め付けられ…
そんなことを幾度も繰り返しながら、
こちらにもなかなか綴れず、
時が流れてしまいました。

モエとの出逢いはまだ肌寒い4月のこと。
母と妹がドブ川のほとりで
すっかり弱り切りうずくまっていた子猫のモエを連れ帰ってきたのが、
きのうのことのようです…
「もう大丈夫だよ」と抱きしめると、
ヨレヨレなのに喉を鳴らして応えてくれたちいさなモエ。
先住猫のメリーをほんとの母さんのように慕い、
子育て経験もなく気まぐれなメリーも不思議にそれに応えてくれて、
メリーが体温を分け、一生懸命舐めてくれるうち、
どんどん元気を取り戻してくれました。
モエと出逢う前夜、
たまたま「メリーに赤ちゃんがいたらどんなママになるのかな?」って、
なぜかそんな例え話をしていた矢先だったので、
本当にびっくりしたことを覚えています。

それから、時は流れ…
空地に捨てられていたジジがやってきて、
ジジとの間に8匹のかわいい子をもうけ、
わが家をにぎやかで愉快な大家族にしてくれました。

お母さんになってからも誰よりも無邪気で、甘えん坊で…
でも母の貫禄はしっかりと 笑
みんなそんなモエかーさんが大好きで、愛しくて、たまらなかった。

まだ半分子どもだったわたしにもたくさんのことを学ばせてくれたね。
モエはいつもわたしたちをまっすぐに信じて、
身も心も委ねてくれて…
信頼関係と絆は本当に、強く、強く…
なのにわたしは未熟者で、
振り返れば、反省とごめんねが数え切れない…
いつも、悩んで、悩んで、選んできた道だけど、
分岐点に差し掛かったとき、
モエにとって最良の答をみつけてあげられていたのか…
今も分からないまま…
病院へは連れてゆかず、家族のもとでと決めた最期の選択も…
モエを苦しめただけだったかも知れない…
ごめんね…ごめんね…ごめんね…

ことしはじめ、大きく体調を崩したとき、
乗り越えて、
最後のたからものの時間を贈ってくれていたことにも気づかずに…
最後の時間と気づきたくなくて…
まっすぐに向き合えていなかった。
年齢のこと、抱えているもの、
ここ数年、気にかけない日はなかったけど、
よく食べて、たくさん甘えて、気が向いたら遊んで…
若い頃とは違っても、モエらしく過ごしてくれていた毎日に、
まだまだ、もっと、もっと、と、
モエとの時間に欲張りになっていたよ。

毎朝、わたしが目覚めると、枕もとへ
のっそのっそ、と、やって来て、
ベッドのはじっこでバリバリ爪を研いで気合いを入れてから、
オヤツをおねだりするモエ。

大の好物は煮干しにチーズ、海苔。

最後の最後まで…

食いしん坊のモエ。
呼吸が困難になってからも、
台所で音がすると、気にして視線を送ったり、耳を向けたりしていたね…

「モ~ちゃん、かわいいね~」っていうと、
部屋や家具の角っこにクネクネ、スリスリ、指を出すとお鼻をグリングリン。
家族の間を行ったり来たり、みんなにナデナデしてもらうのが日課だったね。

普段は危ないからモフモフたちは入室禁止にしている北の物置部屋。
モエだけ、こっそり、ちょっとだけ探検させてあげると、
うれしそうにシッポをゆらゆら、
得意顔で見上げるモエがかわいくて、
何度もとくべつしていたね。

ポテチがだいすきで袋を開ける音にひょっこり現れるモエ。

ひと皿ずつ取り分けるのに、
気づくと他の子のごはんまで食べてしまうモエ。
寝てる子にゃんらを起こして可愛がるモエ。

ごはんの時間が遅れると待ち切れず、まんまるなおててで、
お皿をカチャカチャ、自分で用意しようとするモエ。

折込をまるめた棒で遊ぶのが好きで、
フジパン本仕込みが好きで、
いちばんフカフカのまん中を3口だけ食べるのが好きで、

なぜか人の目の匂いを嗅ぐのが好きで、
ちょっと変わった趣味のモエ。

なにかでわたしが悲鳴をあげると、
すぐに駆けつけて助けてくれようとする正義の味方のモエ。

そばにいてくれるだけでホッとさせてくれるモエ。

モエ…

モエのすべてが愛しくて、
ただ、ただ、ありがとうと涙があふれて…
数え切れないたからものの想い出たちに
胸が痛くて、苦しいよ。

でも…
旅立つとき、モエが心に残してくれた想いをぎゅっと抱きしめながら、
前へ進む。
そう決心しているよ。

モエがどうか苦しみから解放されて、子猫の頃のように、
身も心も軽やかに…
空の上のメリー、ジジ、キキ、ティモ、ぷー、ムンちんやミルクと再会して、
どうか安らかにモエらしくいてくれますように…

モエ、ありがとう、ありがとう。

こちらを、そして昔のHPを通して、モエを慕ってくださった皆さまにも
心から、ありがとうございました。

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